あぁ毎日更新していたのに、昨日は逃してしまった…どこかで一本多く書くぞ
どうも、あなたの「だらけた妻」です。
きのうパルコに行ったら、パンツ一丁のミッフィーに出会いました。
本日は仕事が休みで、久しぶりにスマホ講座の講師。
6人の高齢者を相手にできるだけ簡潔に説明しつつ、明瞭な声・言葉遣いで話すことを心がけているけど、結構体力を使う。
「察する」ことが一切なくても情報が伝わるように、相手の感覚に近い形を想像して明確に話す。
詐欺メールとスマホ決済に関する内容で1時間の授業時間を構成したが、問題はそのあと。個人質問のために次から次へと呼ばれる。
1時間の授業として実施しているが、これに対応していると余裕でさらに30分を超えてしまうのである。
これを予想して、前もって参加者に「質問があれば先に送ってください」とLINEしてあったけど、返答があったのは1名。
おそらく、「わからないこと」を文面にできない人が多いのである。
相手が60代以上だとやたら句読点が多かったり、ただの打ち間違いでは片付けられない妙な文章が送られてくるのは、メールなどを通して「考えを文章で表現し、打って伝える」というコミュニケーションをあまりしてこなかった世代だからだろうか。
そして何より困るのは、本人の記憶をもとに話されるめっちゃくちゃ抽象的な質問。
「朝になるとなんとかを更新してください、みたいな表示が出る。何日後にするとかなんとかいちいち出てくるんだけど、あれはOKを押していいの?」
そんなざっくり聞かれましてもォォォ!!
直接その画面見ないと責任とれないって毎回言ってるでしょォォォ!!
でもそのへん、どうも理解いただけない。
わからないのではない。正しいかもわからない記憶で質問されて、それが詐欺や広告だった場合こわいから答えられないのだ。
操作を見ていても、認知能力の低下というものを思い知らされる。
「この削除ボタンを押してください」
シニアスマホで文字が超大きい「削除」を指して伝える。
「これね」
見事にはずす。微妙にズレた位置を押して、違う画面に切り替わり「なに!?どうなったの!?」とパニックになる。
画面そのものも実際どの程度見えているかわからない。
はっきり話せる人でも、視野がせまくなっていて画面全体が見えていないのではないかと思う時がある。
時間に追われるなか教えていると、「オイ!!」と言いたくなることもある。
でもこれは私の将来の姿なのだと言い聞かせる。
その人が悪いとか能力が低いのではない。ただ老いがそうさせているだけなのだ。
時代の波に強制されてスマホを持ち、教えてもらおうと足を運んでいるだけでもすごいと思う。
同じ年齢になったとき、そんな向上心をもてるだろうか。
私の講座が役に立ち、彼らが少しでも暮らしやすくなるなら嬉しいと思う。
そして私のお小遣いになるといいと思う。細々、やっていこ。
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