【婚活】賢すぎて笑いがあわない
なんだかどっと疲れてしまって、ただでさえ朧げな頭がさらに働かない。
どうも、あなたの「だら妻」です。
ブログに書くために日常を切り取ることにも限界を感じてきたので、きょうは【婚活】について書こうと思う。
私は結婚前、5年ほど婚活をしていた。
とはいってもほとんどPairsで、たまに婚活パーティ、ラスト1年は結婚相談所を利用。
今回は出会ったうちの1人について書く。
出会ったのはPairs。相手の特徴は
・少し年下・大手自動車系企業研究職・東大卒
会ってみるととても穏やかで、話も尽きず、何より私の話に耳を傾けてくれることに好感をもった。初めて会ってお茶をして解散した後、私が話したことに関して調べたようで「こんな記事がありました。妻さんの仕事はこんな風に貢献される内容なんですね」と東洋経済のニュース記事を送ってきたのを覚えている。
私が話したことをパッと調べて解釈し、理解したうえに褒めてくれる彼は好印象だったし、やはり「東大卒」というのはずば抜けた知性を持っているものなんだなと実感させられた。自分も国立大を出ているが、理解のスピードが違うと思った。
それから間を置きながらも何回か会った。しかし少し違和感も感じ始めていた。
頭が良すぎるのである。
冬の夜に夕食をとろうと飲食店に入ったとき、メニューにある「温野菜」かなにかの言葉が目に入った。詳しくは忘れたが、私が何か言ったのである。すると
『・・・それって本当は○○って意味だよね?』
「まさかわかってないわけじゃないよね?」みたいな返答だった。
そのときは深く気に留めなかったのだが、言葉の意味を正確に捉えて会話する人とは、言葉をなんとなく使って話さない方がよさそうだなと思ったのを覚えている。
また、常に二手先をよんだ返答というか、相手の解釈が速すぎて会話がかみあわないことが何度かあった。
昔、東大生を集めたさんまさんの番組でこんなエピソードがあった。「東大に入学して、東大生が賢すぎると思った瞬間は?」という質問で
「ある日ブルーライトカットのメガネにして授業に出席した。友達から『メガネ変えた?』と聞かれると思っていた。すると初めに気づいた友人は『家族とかに何かあったの?』と聞いてきた。自分がメガネを変えたのは父が目を悪くしたのがきっかけだったので、『お、おう』としか答えられなかった」というものだ。
※記憶がだいぶあやふや
そんななか決定打となる出来事が起こった。
東京の企画展に一緒に行った帰りの新幹線。車掌アナウンスで英語の案内が流れた。日本人が読んでいるのは明らかで、何を言っているかなんて聞いていなかった。
すると彼は「プフフッ…!」と笑った。
「なにか面白いことあった?」と聞くと、彼は英語アナウンスの発音の悪さにウケていたのである。「本当は〇〇なのに、△△って言った…笑」
ここで、私は将来を共にするのは無理だと思った。東大生が性格悪いと言いたいのではない。「正しい知識」を搭載しすぎていると、共感できない部分があると痛感したのだ。そしてその矛先は、いつか自分に向けられるかもしれない。
なにより、家族仲が良すぎる感もあった。今は一人暮らしだがゆくゆくは実家か実家近くに住みたい。それが楽しい将来だと疑わない雰囲気も感じられたのでフェードアウトした。
ちなみにその企画展から帰って1週間後、グッズ売り場で販売されていたティーカップセットが送られてきた。なんと現地で私が見ぬ間に彼が注文・発送していたのである。理由は「かわいい〜でも高いからいいや」と私が言っていたから。申し訳なさすぎる。あなたは悪くない。私の知能がついていけなかっただけなのだ。
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